Category | 趣味
2013.09.02 ( Mon )
リブートしたスタートレックシリーズの2作目。個人的には古き良き時代のTVシリーズはぱらぱらとしか観ておらず、79年以降の映画シリーズをつまみ食いで楽しんでいた程度ですが、若い新世代のスタートレックは前作も上手に現代風にリニューアルされており、出演している俳優たちも多くは30歳代で元気いっぱい熱さいっぱいで今後も期待したいシリーズになっています。悩み失敗し葛藤し感情があふれ出す…未来の世界というSFながら人間のドラマで人気を獲得するのはオリジナルと変わっていないのでしょうね。
やはり一押しはザカリー・クイント演じるスポック!
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
やはり一押しはザカリー・クイント演じるスポック!
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
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2013.09.02 ( Mon )
近作の「スーパーマン・リターンズ」(ブランドン・ラウス主演)がスーパーマン映画として失格の烙印を押されたらしく、一から出直しで新しく作り直された作品です。
300(スリーハンドレッド)やエンジェルウォーズの監督らしく、画調はこれらに似ています。そのためこれまでのリーブやラウスのスーパーマンのような青く澄み切った空のような朗らかな世界ではなくなっています。2013年のヒーロー映画としては、この路線が正なのかもしれませんが、個人的には受け入れられなかった部分です。
スーパーマンの超人ヒーローとしてのパワーは他のヒーローものとは段違いです。初っ端からスーパーマンと同じ故郷出身ののゾッド将軍たちとのこれでもかというほどの破壊的な戦闘を繰り広げて、次回作はどうなるのだろうかと余計なお世話ながら心配してしまいます。またこれまで踏襲されてきたスーパーマン作品のお約束が破棄されているなど目新しさを出そうといる部分もいくつかみられますが、複雑な気分にさせられました。
おまけにスーパーマンとして地球人を救う活躍を繰り広げるという本来なら胸躍るシーンがばっさりと存在しないという個人的にはほとんど致命的な作りが悲しくて悲しくて…
スーパーマン作品を観る人が、胸のすくような彼の活躍ぶりを単純に楽しむ一方で、多かれ少なかれ感じているかもしれない「彼はなぜああまで苦労して身元を隠してがんばれるのか」「異星人の彼が地球での善や正義の実現に命を懸けるわけは」などがこれまでのどの作品より明確に打ち出そうと感じられる作品でした。
それでも私には暗すぎました。リーブ亡き後はラウス=スーパーマンで明るく楽しく展開してほしかった!
「マン・オブ・スティール」
300(スリーハンドレッド)やエンジェルウォーズの監督らしく、画調はこれらに似ています。そのためこれまでのリーブやラウスのスーパーマンのような青く澄み切った空のような朗らかな世界ではなくなっています。2013年のヒーロー映画としては、この路線が正なのかもしれませんが、個人的には受け入れられなかった部分です。
スーパーマンの超人ヒーローとしてのパワーは他のヒーローものとは段違いです。初っ端からスーパーマンと同じ故郷出身ののゾッド将軍たちとのこれでもかというほどの破壊的な戦闘を繰り広げて、次回作はどうなるのだろうかと余計なお世話ながら心配してしまいます。またこれまで踏襲されてきたスーパーマン作品のお約束が破棄されているなど目新しさを出そうといる部分もいくつかみられますが、複雑な気分にさせられました。
おまけにスーパーマンとして地球人を救う活躍を繰り広げるという本来なら胸躍るシーンがばっさりと存在しないという個人的にはほとんど致命的な作りが悲しくて悲しくて…
スーパーマン作品を観る人が、胸のすくような彼の活躍ぶりを単純に楽しむ一方で、多かれ少なかれ感じているかもしれない「彼はなぜああまで苦労して身元を隠してがんばれるのか」「異星人の彼が地球での善や正義の実現に命を懸けるわけは」などがこれまでのどの作品より明確に打ち出そうと感じられる作品でした。
それでも私には暗すぎました。リーブ亡き後はラウス=スーパーマンで明るく楽しく展開してほしかった!
「マン・オブ・スティール」
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2013.05.13 ( Mon )
アイアンマンことトニースタークが精神面でこんなに危うくなるなんてという印象から始まる今作。
最近のヒーローはみんなしっかりと悩まなくてはならないようです。
装甲パーツが体に張り付いてガチョンガチョンと組み上がるシーンはとことん心を沸き立ててくれます。
これだけで観に行った甲斐がありました。
トニースタークのキャラクタとアイアンマン。一本で二度美味しい作品です。
「アイアンマン3」
最近のヒーローはみんなしっかりと悩まなくてはならないようです。
装甲パーツが体に張り付いてガチョンガチョンと組み上がるシーンはとことん心を沸き立ててくれます。
これだけで観に行った甲斐がありました。
トニースタークのキャラクタとアイアンマン。一本で二度美味しい作品です。
「アイアンマン3」
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2013.04.29 ( Mon )
リンカーンの一生の伝記映画という最初の構想より南北戦争末期の奴隷解放宣言からアメリカ合衆国憲法修正第13条成立に至るリンカーンの政治生活のクライマックスに焦点を当てたのは正解だったように思います。
理想を実現するために迫られる厳しい政治的決断。議会での多数派を形成するための権謀術数とつばぜり合い。
非常に見応えのあるドラマになっていました。
実像のリンカーンはしようもないジョーク好きのおじさんでったのでしょうか。
「リンカーン」
浅学かもしれませんが、奴隷解放宣言を実行ならしめる修正第十三条に反対していたのが民主党で、賛成していたのが共和党とは意外でした。
理想を実現するために迫られる厳しい政治的決断。議会での多数派を形成するための権謀術数とつばぜり合い。
非常に見応えのあるドラマになっていました。
実像のリンカーンはしようもないジョーク好きのおじさんでったのでしょうか。
「リンカーン」
浅学かもしれませんが、奴隷解放宣言を実行ならしめる修正第十三条に反対していたのが民主党で、賛成していたのが共和党とは意外でした。
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2013.02.14 ( Thu )
妻が(本人はあからさまには認めませんが)トム・クルーズファンなので観に行った作品。
映画中、トム・クルーズ初登場時には顔に浮かぶ年齢を感じさせる「しわ」に愕然としました。
トム様ももはや50歳なのです。
原題は「Jack Reacher」という主人公の名前を冠した映画です。
他の映画を観に行った際に、予告編でこの作品も流されていたのですが、予告編の作りからするとかなりイケイケドンドンでトム・クルーズが法律もなにするものぞと暴れまくりのスカッとする内容というように予想していていました。
しかし、実際の内容は、かなりサスペンスな筋立てに比重が大きいものでした。確かにトム・クルーズは敵役との肉弾戦も披露しますし、モンスターカー(車)を駆ってのカーチェイスも魅せてくれますが、これらが作品全体を支配する基調という感じではありません。
邦題をつけた人も、予告編を編集した人も、この映画を少しでも盛り上げようとこめかみに汗を流しながら苦労したのではないでしょうか。
そうとは言ってもトム好きなら普通に楽しめる映画です。
「アウトロー」
映画中、トム・クルーズ初登場時には顔に浮かぶ年齢を感じさせる「しわ」に愕然としました。
トム様ももはや50歳なのです。
原題は「Jack Reacher」という主人公の名前を冠した映画です。
他の映画を観に行った際に、予告編でこの作品も流されていたのですが、予告編の作りからするとかなりイケイケドンドンでトム・クルーズが法律もなにするものぞと暴れまくりのスカッとする内容というように予想していていました。
しかし、実際の内容は、かなりサスペンスな筋立てに比重が大きいものでした。確かにトム・クルーズは敵役との肉弾戦も披露しますし、モンスターカー(車)を駆ってのカーチェイスも魅せてくれますが、これらが作品全体を支配する基調という感じではありません。
邦題をつけた人も、予告編を編集した人も、この映画を少しでも盛り上げようとこめかみに汗を流しながら苦労したのではないでしょうか。
そうとは言ってもトム好きなら普通に楽しめる映画です。
「アウトロー」
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2013.02.11 ( Mon )
「ロードオブザリング」三部作発表以来、ながらく個人的に楽しみにしていた作品です。
指輪物語の原作も映画も大好きな私ですが、その前日譚となる「ザ・ホビット」も映画では三部作となるとか。指輪は大成功間違いなしと安心して三部作が次々と発表されることを眺めていましたが、「ザ・ホビット」では三部目まで続いてくれるのか少し不安を感じています。
その理由は、登場人物が「むさいおじさんばかりだから!」
ビジュアル的に映えないことおびただしいのです。
主人公のビルボ・バギンスからして美形ではない、いい年したおじさんなのです。指輪のフロド・パギンスは同じホビット種族でもイライジャ・ウッドという美形青年俳優でした。
おまけに主人公を取り巻く周りの主要人物も、ひげ面だらけ、泥臭い、汗臭そうなドワーフ12人衆+じいさん大魔法使い。どこをどう観て、愛でればいいのでしょうか?
そういう老婆心はさしおいて、ファンとしては実写映画化されただけで全編感激し通しの3時間でした。映像表現としては指輪物語からさらに進化しています。
ザ・ホビット 思いがけない冒険
指輪物語の原作も映画も大好きな私ですが、その前日譚となる「ザ・ホビット」も映画では三部作となるとか。指輪は大成功間違いなしと安心して三部作が次々と発表されることを眺めていましたが、「ザ・ホビット」では三部目まで続いてくれるのか少し不安を感じています。
その理由は、登場人物が「むさいおじさんばかりだから!」
ビジュアル的に映えないことおびただしいのです。
主人公のビルボ・バギンスからして美形ではない、いい年したおじさんなのです。指輪のフロド・パギンスは同じホビット種族でもイライジャ・ウッドという美形青年俳優でした。
おまけに主人公を取り巻く周りの主要人物も、ひげ面だらけ、泥臭い、汗臭そうなドワーフ12人衆+じいさん大魔法使い。どこをどう観て、愛でればいいのでしょうか?
そういう老婆心はさしおいて、ファンとしては実写映画化されただけで全編感激し通しの3時間でした。映像表現としては指輪物語からさらに進化しています。
ザ・ホビット 思いがけない冒険
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2013.02.10 ( Sun )
007映画50周年記念作品。
007=ダニエル・クレイグという俳優さんは、個人的にはいまいちしっくりと来ないのですが、作品としては非常に楽しめました。スカイフォールはのっけから全開でとばしまくります。ボンドの逆三角形の鍛え上げた肉体にぴっちりと張り付くようなスーツ姿にため息が出ます。
昔ながらの007ファンを懐かしさで泣かせながらも、50周年を機にいろいろと心機一転の007映画ですが、続く作品で今後どのように展開していくのか楽しみです。
子どもの頃に刻みつけられた007=コネリーのイメージはなかなか払拭できません。ただ大根?と言われようともピアースブロスナンのジェームスボンドもけっこう好きです。
スカイフォール
007=ダニエル・クレイグという俳優さんは、個人的にはいまいちしっくりと来ないのですが、作品としては非常に楽しめました。スカイフォールはのっけから全開でとばしまくります。ボンドの逆三角形の鍛え上げた肉体にぴっちりと張り付くようなスーツ姿にため息が出ます。
昔ながらの007ファンを懐かしさで泣かせながらも、50周年を機にいろいろと心機一転の007映画ですが、続く作品で今後どのように展開していくのか楽しみです。
子どもの頃に刻みつけられた007=コネリーのイメージはなかなか払拭できません。ただ大根?と言われようともピアースブロスナンのジェームスボンドもけっこう好きです。
スカイフォール
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2012.09.30 ( Sun )
トム・クルーズ出演の80年代洋楽ロック・ミュージカル映画
良くも悪くも破壊的なパワーを持つ映画。なぜステイシー・ジャックス(せくすぃ~部長)役がトム・クルーズなのか?
観るまでは不思議でしたが、見終わった後はその圧巻ぶりに納得。カリスマとはこのこと
80年代を中学生から大学生を過ごした私には懐かしい洋楽曲のオンパレードでした。
楽しく笑える懐かしい作品
ROCK OF AGES
良くも悪くも破壊的なパワーを持つ映画。なぜステイシー・ジャックス(せくすぃ~部長)役がトム・クルーズなのか?
観るまでは不思議でしたが、見終わった後はその圧巻ぶりに納得。カリスマとはこのこと
80年代を中学生から大学生を過ごした私には懐かしい洋楽曲のオンパレードでした。
楽しく笑える懐かしい作品
ROCK OF AGES
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2012.09.15 ( Sat )
東宝系でしか上映していないので梅田のTOHOシネマズへ
久しぶりのフランス映画です。
経済的状況はまったく違えど、二人の男子(どちらもイイ歳ですが)の小粋な友情が素晴らしいです。
たくさん笑って楽しい気分で映画館を出ることができました
原題は「UNTOUCHABLE」で「無敵の…」という意味でしょうが、「社会ののけ者」という皮肉な意味も一部含まれているのかと感じました。それでも無敵の二人なのです。
「最強のふたり」
久しぶりのフランス映画です。
経済的状況はまったく違えど、二人の男子(どちらもイイ歳ですが)の小粋な友情が素晴らしいです。
たくさん笑って楽しい気分で映画館を出ることができました
原題は「UNTOUCHABLE」で「無敵の…」という意味でしょうが、「社会ののけ者」という皮肉な意味も一部含まれているのかと感じました。それでも無敵の二人なのです。
「最強のふたり」
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2012.08.16 ( Thu )
「日本よ、これが映画だ。」と、すさまじく大上段なキャッチフレーズがつけられたアメコミヒーローズ集大成映画。
アメコミヒーロー物に興味のない人たちには「何ソレ?」となってしまう危険性があっても、あえてそうつけたくなるほど「好きな人」にとっては鼻の穴をふくらませて語りたくなるような作品でした。
個人的には一番の注目キャラはロバート・ダウニー・Jr扮するアイアンマンでしたが、超人ハルクの理屈を超えた無敵ぶりに「アメリカ人のハルクへの思い入れはこんなに深いのか!」と新たな発見も。
この作品の白眉は戦いが終わった後のヒーローたちの「宴」です。必見。
「Marvel's The Avengers」
アメコミヒーロー物に興味のない人たちには「何ソレ?」となってしまう危険性があっても、あえてそうつけたくなるほど「好きな人」にとっては鼻の穴をふくらませて語りたくなるような作品でした。
個人的には一番の注目キャラはロバート・ダウニー・Jr扮するアイアンマンでしたが、超人ハルクの理屈を超えた無敵ぶりに「アメリカ人のハルクへの思い入れはこんなに深いのか!」と新たな発見も。
この作品の白眉は戦いが終わった後のヒーローたちの「宴」です。必見。
「Marvel's The Avengers」
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