2021.08.16 ( Mon )
彩都東部地域立地施設の照明問題について質疑しました
以下が、その議事録です。
開催日:令和 3年 3月16日
会議名:令和 3年建設常任委員会( 3月16日)
○畑中委員
彩都東部の山麓線エリアに稼働する資生堂大阪茨木工場物流施設含む及びロジスタ・ロジクロス施設の光の害、光害について、お尋ねします。
これらの施設建築物から南、ないし西側にお住まいの住民の方から、施設の夜間における照明灯などについて、市に声が寄せられているか、寄せられているとしたらどのような内容か、茨木市の現時点の対応どうなってるか、まずお聞かせください。
○吉岡環境政策課参事
資生堂等の光害については、メールで、市のほうに声が寄せられております。
内容の概略につきましては、資生堂等の事業所で、23時ごろまで照明が点灯しており、一部強い光源があり、2キロ離れた住民に睡眠が阻害されるなどの悪影響を及ぼしている、そのため、夜間は完全に消灯させることや、南面や、資生堂の南面や西面に、一切照明物や窓の設置をさせないようにしてほしいとの内容でした。
また西側道路の街路灯についても、設置基数が多過ぎるなどの内容があり、ちょっと設置基数を減らしてほしいというような内容がありました。
本市としましては、現地を確認した限り、事業所による照明が2キロメートル先の住民に影響を及ぼしていると考えにくいこと、また光害に関する規制がないことから、特に今のところ、対応は行っておりません。
○畑中委員
今、一定状況は把握しておられるということですけれども、こちら日本共産党市会議員団のほうにもですね、相談が寄せられてまして、今お答えいただいたと同様のお声が届いておりまして、窓からの室内照明が夜間に外に漏れないように、建物外壁の夜間照明は夜間照度を落とす等、深夜帯は消灯してほしい、道路の街路灯についても照度、灯数を工夫して、まぶしさが減るようにしてほしいと、こういった要望が寄せられております。
場合によってですね、ぜひ住民の要望をですね、関係事業者に伝えてはどうかと考えますが、市の見解をお聞かせください。
○吉岡環境政策課参事
まず、事業所の照明の状況については、資生堂大阪茨木工場及びロジスタ・ロジクロス等の周辺で確認したところ、特に目立った明るさではありませんでした。で、資生堂大阪茨木工場では事業を行っている中での照明でしたが、ロジスタ・ロジクロス等の事業所については、工事をしていて、内装工事に伴う照明が使用されているというふうな状況でした。
このような状況なんですけども、一応光害につきましては、人により感じ方の差というものがありますので、一度事業者に状況を確認して必要に応じて住民の要望を伝えますが、光害については法的規制がないことから、強制力があるものではないということをご承知おきください。
○中田建設部長
ご意見の中で、道路の街路灯が多数で照度が高いというご意見がございましたけども、茨木市が管理する街路灯の設置につきましては、沿道や付近の状況も考慮の上、設置基準に基づいて設置しております。
なお、山麓線から資生堂までの道路につきましては、一般車両の通行が少ないため、車道では道路全体を照らす連続照明ではなく、道路線形が急変する曲がり箇所に限定した局部照明を設置し、それ以外の箇所では歩行者用の照明を設置しております。
○畑中委員
この地域は、土地柄として、やはりこの市内の中心部と違って、やはり長年そういうね、大きなギラギラとした照明などない環境で暮らされてきた方々が多数だと思われますんでね、そういう中でやはり、大きな施設が来られて、それなりの外壁やとか窓からたくさんの光が漏れて、やはりそのあつれきは大きいんだと思うんです。そういう中で、先ほど事業者に伝えていただくということもありましたけれども、改めて道路のほうでもですね、さらに工夫のさらに余地がないのか、再精査いただきたいのと、さらに、この今、ロジスタ・ロジクロスいうのは、これから事業を開始されるというふうにもお聞きしたんですけれども、始まったときに、どのように照明が変化するかどうかも、もうちょっと茨木市も経過を見ていただいて、また必要であれば、ぜひ対応をよろしくお願いしたいと思います。
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